民間保険の3分野

doc民間保険とは、公的機関の行う公営保険と違い、加入をするかどうかは本人の自由意志によって決まります。また、加入をする保険の種類も自分の希望する内容に応じて選ぶことができるようになっています。民間保険を提供する民間企業は、保険業法によって「生命保険業免許」を持つ生命保険会社と、「損害保険業免許」を持つ損害保険会社に大きく分けることができます。また、民間の保険の場合その提供する保険内容の業態により「生命保険」「損害保険」「第三分野」の3つに分野に分けられています。
「生命保険」や「損害保険」というとすぐに内容をイメージすることができますが、あまり普段から保険に関する業務に携わっていない人にとっては「第三分野」とは何をさしているのかわかりづらいものです。第三分野とは、病気やケガなどの場合に一時金や給付金が支払われるもので、生命保険会社・損害保険会社の両方で取り扱いができるものと規定されています。具体的には医療保険やがん保険、傷害保険や任意の介護保険などがこれにあたります。
一定期間の入退院時の給付金や手術の場合に一時金を支払い、また通院や在宅療養が必要となった場合に一時金が支給されるという特約などがよくつけられています。さらに、成人病や女性特有の疾患について特約として別途規定を設けている保険も多く見られるようになっています。
その他にも、それらとはまた種類が異なる「簡易保険」という分野もあります。

サイト内リンク